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高専生の就活はどのタイミングで具体的に何をすれば良いか?

こんにちは。高専OBの苗倉です。


皆さん、充実した高専生活を送れていますか?


そろそろ卒業後の進路について考え始めている方も多いのではないでしょうか。


しかし、高専生の進路スケジュールは一般の大学生とは異なることが多いです。


具体的にいつ、何をすればいいのかわからずに困っている方も多いことと思います。


私の就活を振り返りながら具体的にやるべきことを4つの時期に分けて紹介します。

 

ぜひ最後まで読んで参考にしてください。






目次


  1〜3年生の間からやっておくべきこと

  4年生の前期(4月〜7月頃)にやっておくべきこと

  4年生の後期(8月〜12月頃)にやっておくべきこと

  4年生の後期(1月以降)から5年生の前期にやっておくべきこと






1〜3年生の間からやっておくべきこと


「自己分析や、ガクチカ・自己アピールのためのエピソード作り」


無意識に物事に取り組むのではなく、活動を通して自分の強みや弱みを自己分析することを意識しておくと進路決定に役立ちます。


学生生活を送る中で自分の得意なことや苦手なことを考えながら、色々なことにチャレンジしてみてください。


具体的にはアルバイトや勉強、部活動、大会、ボランティアなど学内外問わず積極的に挑戦するとよいです。


また、コンテストの出場経験や入賞経験があれば忘れないように記録しておくようにしましょう。


特に頑張ったことや反省点などがあれば、記憶しておくことで進路の決定やESを書く際に役立ちます。


上記を意識することで、充実した学生生活を送ってください。


自己分析のためには以下の記事を参考にしてみてください!


 自己分析に明確な答えはない!でもやるべき理由と目的[自己分析1/4]


 自己分析でハッキリさせる5つのこと[自己分析2/4]


 自己分析の3つの手法と具体的な進め方[自己分析3/4]


 企業選びの方針を決める【Excelダウンロードあり】[自己分析4/4]






4年生の前期(4月〜7月頃)にやっておくべきこと


「志望業界や企業に目星をつけておく」


この時期に自己分析や業界について調べて興味のある企業に目星をつけておくとよいです。


具体的には、以下のようなことを通して視野を広げることを意識しましょう。


 ・学校に保管してある先輩の求人票に目を通す

 ・高専生向けの合同企業説明会に参加する

 ・OB、OG訪問をする

 ・インターンシップに参加する

 ・SNSなどを使って情報収集する


この時期はまだ高専の教員は進路指導に無頓着なことが多いです。


そのため、自分から進んで情報収集などをする必要があります。


とにかく色々な業界をみて、自分にどの業界やどんな働き方が合うのかを見つけておくことが重要です。


夏季には単位がもらえる長期インターンシップがあると思いますので、こちらは参加必須です!


インターンシップの選び方については以下の記事を参考にしてみてください!


 高専生がインターンシップに参加する目的と選び方






4年生の後期(8月〜12月頃)にやっておくべきこと


「志望する企業を決定し、選考対策を始める」


この時期に興味のある業界の中からいくつか選考を受験したい企業をピックアップしておくとよいです。


受験企業が何となく決まったら、選考対策として以下のことを始めてみましょう。


 ・ガクチカや自己PRを作成する

 ・ESを書いてみる

 ・教員に面接練習をしてもらう


学生時代に努力したことや経験したことから、ガクチカ(学生時代に力を入れて取り組んだこと)や自己PRとして使えそうなエピソードをノートにまとめてみると良いと思います。


ガクチカの内容は教員や高専linkなどの質問コーナーが活用できます。


ESは受験企業の過去のものを参考にして書いてみると良いと思います。


ESの項目にはガクチカや自己PRがあるので、まずはESを埋めてみるところから始めると進めやすいです。


ESが書き上がったら、年末までに一度教員に面接練習をしてもらうと本番にどんな質問をされるかイメージができます。


ESや面接のコツは、とにかく慣れることが大切です。


初めから完璧でなくても良いので、繰り返しESや面接に取り組んでみてください。






4年生の後期(1月以降)から5年生の前期にやっておくべきこと


「ES、面接、適性検査の対策をする」


ES作成の続きや面接練習、適性検査の対策など受験企業に合わせた選考対策を行うようにしましょう。


ESや求人票は3月に公開されるので、それまでにガクチカや自己PRの内容をある程度書けるようにしておくと良いでしょう。


面接練習は教員だけでなく色々な人に協力してもらうことで受け答えに慣れた状態で本番に臨めるのでおすすめです。


適性検査は主にSPIなどのWebテスト形式が多いです。内容は簡単なものが多いですが、大学生と同じように参考書を買って対策しておくと余裕を持って受けることができます。


高専の就職方法には、自由応募と推薦応募があります。


自由応募の場合は特に選考の時期がバラバラなので、早めに対策しておくと良いと思います。


特に、高専生の就活では面接が最も重要になります。


普段から面接本番を意識した行動を心がけることでスムーズに選考を進めることができます。


面接本番に向けて意識しておくべきことについては以下の記事を参考にしてみてください!


 採用選考で落ちる理由と今後の動き方(特に学校推薦応募)


 高専生が面接で意識・準備すること


 Q&A公開(41個)/ 高専生の面接対策[WEB講演]


 面接本番に向けて普段から心がけておくべきこと5選






以上が就活に向けて具体的にやるべきことの一例です。


就活のスケジュールの参考にしていただけると嬉しいです!


最後までご覧いただきありがとうございました!