総合職(機構、回路、ソフト設計、エンジニアリング)
TOAの技術職の仕事内容として、音響・放送設備機器、映像機器の開発業務に携わって頂きます。TOAの技術職は大きく2つに分かれており、開発職(機構・回路・ソフト設計)、エンジニアリング職となります。
【開発職】
開発職は、公共施設や商業施設、教育機関、医療現場など多様な環境で用いられる業務用放送システム、音響機器、映像機器、その他関連サービスの商品開発や研究開発を通じて、ハードウェアとソフトウェアの両側面から新たな価値の創造を担う仕事です。
具体的には、デジタル・アナログ回路設計や基板設計、筐体の機構設計といったハードウェア領域に加え、組込みソフト、ネットワーク通信技術、AI・IoTへの対応など、幅広いソフトウェア開発にも携わります。TOAの開発職は市場調査から市場導入まで商品開発の全てのフェーズに携わり、市場ニーズを踏まえた製品コンセプトの立案、試作品の評価や改良、量産化に向けた生産部門との調整も重要です。試作段階では不具合の洗い出しや改修作業を重ねながら、営業やマーケティング部門と連携し、顧客の要望を的確に反映させます。国内外の顧客や市場の未来を想像し、高い品質や信頼性を備えた商品開発を行うことで、顧客のニーズに応え続けることが開発職の大きなやりがいです。
兵庫県宝塚市に研究開発拠点があり、主に電気電子系、情報系、機械系専攻の出身者が活躍しています。
【エンジニアリング職】
エンジニアリング職は、より現場に近い技術者として、音響やセキュリティ分野の製品・システムを、設計から施工、運用・保守に至るまで一貫して担う仕事です。
幅広い場面で利用されるTOAの製品・サービスを最適な構成で納入するために、現場ごとのご要望、環境、品質を含めたニーズをヒアリングしながらシステム設計や仕様書を作成し、システム提案を行うほか、スケジュールやコストを管理し、施工業者や協力会社との調整も行います。施工段階では、スピーカーやカメラの設置位置や配線の選定、機器同士の連携などを通じ、想定どおりのパフォーマンスを発揮できるよう調整を実施します。導入後は定期的なメンテナンスや不具合発生時の対応といったアフターサービスを担当するなど、長期的なシステムの安定稼働をサポートします。さらに、現場で得られたフィードバックを社内へ還元し、より良い製品開発につなげることも大切な役割です。こうした多岐にわたる業務を通じて、顧客要望を満たし、安全・安心かつ快適に使用できる環境を創り出すことが、エンジニアリング職の大きなやりがいです。
主な勤務地としては、東京、大阪、名古屋などの拠点に配属可能性があります。
- 本科生
- 専攻科生
勤務地|兵庫県,東京都,愛知県,大阪府,福岡県