日本甜菜製糖株式会社

25卒応募受付中

プラント・エンジニアリング,化学,食品・飲料,農林・水産

北海道で育った安心・安全なお砂糖を全国へ。国産糖のリーディングカンパニー。

私たちの特徴 About Us

私たち日本甜菜製糖は、日本では北海道でしか栽培されていない甜菜（てんさい）からお砂糖をつくって全国にお届けしている、国産糖のトップメーカーです。

お砂糖といえば、「サトウキビ」を思い浮かべる方が多いと思いますが、世界の砂糖の約3割は甜菜からつくられています。実は日本でも、輸入糖を含め流通しているお砂糖の2割くらいが甜菜糖なのです。
当社のお砂糖（スズラン印）も、家庭向けは主に北海道で販売されているため、全国的には知名度が高くありませんが、お菓子や乳製品、飲料など様々な形で日本全国の皆様のお手元に届いています。

事業内容・技術力 Business & Technology

お砂糖の工場にエンジニアの仕事はなかなか結びつかないと思いますが、実は甜菜糖をつくるには巨大な機械設備が必要です。
北海道十勝地方に所在する当社の基幹工場では、原料の甜菜を年間１００万トン受け入れて砂糖を製造しており、稼働期間中は必要電力を自家発電装置でまかなっています。
構内には３万トンの砂糖が貯蔵できるシュガーサイロなど、想像以上のスケールの設備が立ち並んでいます。
日本で初めてといったものも含め、省エネルギーや環境対応の新設備も次々に導入されており、毎日様々な場面で技術者の力が求められています。
「機械系や電気系学科のエンジニア」を目指す皆さんもぜひ当社で力を発揮してください。

生産工程では、生産農家の皆様が育てられた甜菜を高品質で安心安全なお砂糖とするため、日々技術革新に努めています。
「化学系のエンジニア」が効率的に高品質な製品をつくれるよう工程を調整・改善し、「品質管理担当者」は品質面・安全面を支えます。
当社のすべての製糖工場・食品素材工場では食品安全マネジメントシステムに関する国際認証FSSC22000を取得しています。

産業廃棄物の削減や再利用にも取り組んでいます。
例をあげれば、糖分をとりだした後の甜菜の残滓は牛の飼料として畜産農家の皆様にご利用いただいていますし、糖蜜はイーストの培養や機能性食品素材に利用しています。
近年各方面から評価いただいているオリゴ糖やアミノ酸などの機能性食品素材は、元々は砂糖の結晶化を阻害する不要な物質で、廃棄されていた部分でした。

持続的な農業の発展、環境にやさしい工場を目指しこれからも取り組んで参ります。