よろしいですか?
高専生のみなさん、こんにちは!高専Link運営事務局です。
本日は「高専生は資格を取っていないと就職活動で不利になるのか?」をテーマに記事を書いていきます。(自己分析の続きは次回アップします)
「資格の数が少ないが大丈夫か?」「就職活動で武器が欲しいので夏休みに資格の勉強をしようと思う」…など資格に関する悩み・相談を良く頂くので答えていきます。
以前の高専生の就職活動で良くある「不安・悩み」4選の続編だと思ってください。
資格について悩んでいる方がいらっしゃったら是非ご覧ください。
目次
✓ 結論
✓ 資格がなくても就職活動で不利にならない理由
✓ 資格を取ることは意味がないのか?
✓ 就職活動を意識して資格以外に夏休みや学生時代にした方が良いことはある?
結論
おそらく先生方のご指導や、資格が外部単位に認められる影響もあってか、高専生は資格について敏感な方が多い印象です。
だからこそ「資格がない、数が少ない…」「就職活動で武器が欲しいので夏休みに勉強するか…」と悩む方もいらっしゃるのだと思います。
最初に結論からお伝えします。
【結論】
✓ 資格がなくても就職活動では全く不利にならない
もし悩んでいる方がいらっしゃったらご安心ください。
これから理由や詳細を解説していきます。
資格がなくても就職活動で不利にならない理由
ESや面接などの就職活動において、資格がない=低評価、資格がある=高評価、ということはありません。
資格が応募条件になっている場合は別ですが、そうでない場合は資格の有無や数は就職活動にほとんど関係ないと思ってください。
企業が知りたいことは「あなたが入社後に活躍する人か」です。
例えば極端な例を出すと、
Q1
✓ 資格はあるがコミュニケーションが取れない人
✓ 資格はないがコミュニケーションが取れる人
Q2
✓ 資格はあるが積極的に学ぶ意欲がない人
✓ 資格はないが積極的に学ぶ意欲がある人
どちらの方が入社後に活躍できる可能性が高い人だと言えますか?
どちらも後者の人物の方が入社後に活躍できる可能性が高い人物だと言えます。(あくまで極端な例です)
仕事を進める上で、社内外でコミュニケーションがとれないと仕事ができません。また、今の知識や技術だけで仕事ができることはないので入社後に学んでいかないと仕事はできないからです。
つまり、資格がある人=入社後に活躍する人 に直結しないわけです。資格(スキル)は入社後にも取得できますからね。
現在の資格やスキルよりも、皆さんがどんな人か(価値観、性格、強み、やりたいこと、学生時代に頑張ってきたこと、志望理由など)を過去の経験を踏まえて、自分の言葉で自分らしく企業に伝える方がずっと大切です。
資格を取ることは意味がないのか?
では、「資格を取ることは意味がないのか」というとそんなことはありません。
自己PRや学生時代に力を入れて取り組んだことなどで、「なぜその資格を取ろうと思ったのか」「資格をとるまでにどんなプロセスを経たのか」「何を学んだのか」を伝えることで皆さんの価値観・強み・やりたいこと・将来像を伝えることができるからです。
つまり、単純に資格取得が就職活動に有利になることはありません(※)が、資格取得までのプロセスを含めた経験は皆さんがどんな人かを伝えるための証拠になる、という意味では資格は有利になるわけです。
※)資格が応募条件になっている場合は別です
✓ 就職活動の武器 ≠ 資格
✓ 就職活動の武器 = 入社後に活躍できそうな人であることを証明できる経験
資格は取った方が良いのか?
就職活動のために資格を取得する必要は全くありません。
目的意識なく「とりあえず就職活動で不安だから資格を取ろうと思っている」という方は辞めておいた方が良いと思います。
「目的意識があって○○の資格が取りたい」「将来○○の仕事で役立てたいから資格を取りたい」と思う方が資格を取ることに意味があります。
就職活動を意識して資格以外に夏休みや学生時代にした方が良いことはある?
就職活動において「絶対○○をした方が良い」ということはありません。
強いて言えば、興味があることはもちろん、様々なことに全力で取り組むと良いと思います。
全力で取り組んだ経験が、結果的にESや面接などの就職活動で話せるようになります。
なぜなら、
✓ 全力で取り組む
↓
✓ 自分らしさ(強み)が発揮される
↓
✓ 入社後に活躍できそうな人であることを証明できる経験になる
↓
✓ 就職活動の武器になる
からです。
これから夏休みが始まり時間も取りやすいと思います。皆さんの強みが発揮される経験をたくさん積み重ねてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。