私たちの特徴 About Us
家電・生活用品を扱う総合メーカーとして、既存の常識を疑い、新たな価値の創造へ挑戦し続けます。生活者の目線を第一に考える「ユーザーイン発想」でものづくりを行っています。
アイリスオーヤマ株式会社
24卒応募受付中
家電・総合電機
家電・生活用品を扱う総合メーカーとして、既存の常識を疑い、新たな価値の創造へ挑戦し続けます。生活者の目線を第一に考える「ユーザーイン発想」でものづくりを行っています。
当社は多事業展開を行う総合メーカーであり、コロナ禍においても好調に業績を伸ばしています。
CMでお馴染みの家電製品以外にもAI/IoT事業など様々な分野に参入しているからこそ、どんな時代でも成長していくことが出来る点が強みです。また、年間新商品1000点をスピード開発している点も特徴で、ロングセラー商品に頼るのではなく移り変わる生活者ニーズに合わせて常に変化対応する企業です。
勤務地|宮城県、東京都、大阪府、福島県、静岡県、岡山県
本 科|エンジニア職、製造職、システムエンジニア職、デザイン職、施工管理職
専攻科|エンジニア職、製造職、システムエンジニア職、デザイン職、施工管理職
【選考】個人面接⇒役員面接※ポートフォリオをお持ちの方は、個人面接時にご紹介ください。
【選考】個人面接⇒役員面接
※ポートフォリオをお持ちの方は、個人面接時にご紹介ください。
【選考】個人面接⇒役員面接
※ポートフォリオをお持ちの方は、個人面接時にご紹介ください。
INTERVIEW 1
狩野 泰希(かりの たいき)*写真右
INTERVIEW 2
甲田 幸大(こうた こうだい)*写真左
INTERVIEW 1
社会的な節電需要の高まりの中、アイリスオーヤマは早くから法人向けLED照明事業に参入し、環境・エネルギーやコスト面の課題解決に光を当ててきました。その一翼を担っているのが狩野泰希さん。3D設計技術を駆使しながら、市場を見据えた製品開発によってLED照明のさらなる普及拡大に取り組みます。
LED照明の可能性を追求、IoTが広げる新たな領域へ。
〜必要とされる技術があれば、「開発」は狭き門ではない〜
---高専を進学先に選んだ理由と、学生生活について教えてください。
兄が二人とも高専で、自分も将来はものを作るような仕事をしたいと思ったことが、きっかけです。入学して初めて3D-CADというものの存在を知り、その面白さに惹かれました。当時、地元では、震災後の復興プロジェクトのひとつとして、被災地の中小企業を支援しようという取り組みがありました。私が在学中に研究テーマとしたのは、木造のビニールハウスを新しく作る会社に協力する形で、3Dを使った強度検証を行うというものです。画面上にビニールハウスを再現し、強風や降雪を想定して構造解析を行いました。
---就職活動では、どのようにして志望先企業を決めましたか?
経営環境の変化にも強そうな東北県内にあるものづくりの会社という視点で探しました。そこでアイリスオーヤマを見つけていろいろ調べてみると、実はすごくユニークな商品を作っていたり、開発に至った着眼点が面白かったりする。そういうところに興味をもちました。大手企業の開発職というのは狭き門で、他の部署で経験を積んでから異動するのが普通だと思いますが、当社は大卒とか高専卒とかも関係なし。私も3Dのソフトを扱えるということで、希望していた開発部門に配属され、そのまま今に至っています。
〜ビジネスチャンスを見極め、市場で負けない商品を作る〜
---入社から現在までのお仕事について教えてください。
法人向けの照明製品の開発業務を継続して行っています。当社のLED照明は、家庭から工場、事務所、大規模施設や道路まで、明かりが必要な場所のほとんどを網羅しています。なかでも法人向けは、導入の規模が大きいほど節電効果も大きいというユーザーメリットがあります。そうした市場に向けて、どんな商品を作ればどのくらいビジネスチャンスがあるかを見極め、商品の企画、設計、提案、立ち上げ、納品までを担当するのが私の仕事です。省エネや軽量化、低コスト化を追求し、市場で負けない商品を作ろうと努力しています。
---お仕事の面白さ、難しさはどんなところにありますか?
製品開発の過程では試作品を作る必要が出てきますが、けっこう自由に設計させてもらえるのが嬉しいですね。社内には「とりあえず作ってみなければわからない」という空気があります。自分が設計して、試作して、ものが上がってきて、それを組み立てるという工程はやはり楽しいものです。一方、ただ照明として機能するだけでなく、無線システムを搭載してネットワークを構築する、IoTへの対応も進んでいます。センサーと連動させた設備管理など、照明以外のサービスも関わってきますので、そうした新しい技術動向を吸収していくことは、今後の私の課題となりそうです。
〜製品開発の全工程に携わった者だけが味わえる達成感〜
---技術者が働く環境として、貴社をどのように感じていますか?
若いうちから多くのことを任されます。責任は重いけれども成長できる、貴重な人生経験をさせてくれる会社だと思います。忘れもしない入社1年目の3月、一度も海外に行ったことのない私が、初めて中国の工場に出張しました。飛行機でも空港でもドキドキでしたが、現地の工場で自分の担当した製品の生産ラインが動き出し、実際にものが作られ、梱包され、出荷されるのを見届けた時には、ものすごい達成感がありました。ものづくりを通してチャレンジやスキルアップをしたい人には、とてもいい環境です。
---就職活動に臨む高専生に、メッセージをお願いします。
どんな分野や学科でも、学生時代に勉強しておいて損はないです。きちんと勉強してきた人は、「勉強の仕方」を知っているので、社会人になってもどんどん新しい知識や技術を習得していくことができます。もうひとつ大切なのは、コミュニケーション能力です。アルバイトや部活など、いろいろなところで人と交わり、上手な接し方を学んでおくといいと思います。高専生の強みは、授業でも研究でも、実践的な経験を積んできていること。その強みを生かして、就職活動に臨んでください。
PROFILE
狩野 泰希(かりの たいき)
2014年入社
LED・IoT開発部 LED開発課 リテール・サービスチェーンチーム
一関工業高等専門学校 機械工学科 卒業
社内のスポーツジムに通っては身体を鍛え、部署内の懇親会にも頻繁に参加し、休日は海に出て釣りを楽しむ。そんな生活を一変させたのは、昨年誕生した愛娘。今では退勤後や休日も、子供と過ごす時間が何より大切。
INTERVIEW 2
アイリスオーヤマでは、開発ID(インダストリアル・デザイナー)と呼ばれる技術系社員が、個々の新製品の企画段階から生産ラインの立ち上げまでを一貫して担当します。消費者志向のものづくりを志して入社した甲田幸大さんは、生活家電の開発に携わって4年目の若手社員。現在は家庭用除湿機を担当しています。
ロボコンを通して身につけた、多分野の技術が強みになった。
〜自分の手がけた製品が、消費者の手に届くものづくり〜
---高専を進学先に選んだ理由と、学生生活について教えてください。
ロボコンをやりたかったことが一番です。課外活動では毎年「高専ロボコン」に出場するためのロボットを作り、5年生の時はチームリーダーとして競技に臨みました。学科の勉強も、最初は電気やプログラミングをメインにしていたのが、どんどん機械寄りに(笑)。卒業研究のテーマも無理やりロボコンに近づけて、設計のための時間を作ったりしました。ひとつの分野に限らず、総合的に広く基礎知識を身につけられたことと、締め切りや予算を意識しながらものづくりを経験できたことは、入社後の仕事に大いに役立ちました。
---就職活動では、どのようにして志望先企業を決めましたか?
就活の軸として、サービスエンジニアのように技術サービスを提供するよりも、自分の作ったものが店頭で販売され、消費者の手に届く仕事がしたいと考えていました。実際に4年生の頃には、アイリスオーヤマを志望先に決めていたんです。高専卒で家電の設計開発に関わることができ、東北の企業として知られた安心感もある。ところがいざ就職活動の時期になると、なぜかその年は求人票が出ていませんでした。そこで私のほうから人事に直接電話して、「どうしても入社したいので、求人票を出してください」とお願いし、学校推薦を取り付けることができました。
〜今までにない製品開発に、高まるモチベーション〜
---入社から現在までのお仕事について教えてください。
入社後に家電製品の開発拠点に配属となりました。当社では新入社員も早い時期から現場に入り、OJTで仕事を覚えていきます。開発担当の役割は、ひとつの新製品の企画から設計、原価試算、立ち上げまでを一貫して受け持つ、プロジェクトのリーダーです。最初の年は新カテゴリーの生活家電の開発にチャレンジ。翌年からクリーナー、エアコンを経て、現在は除湿機を担当しています。デザイン、知財、金型設計、中国工場などの関係各所に指示を出し、自ら手がけた製品を世の中に送り出す、責任感とやりがいにあふれた仕事です。
---お仕事の面白さ、難しさはどんなところにありますか?
今までにない製品開発を任されることが多いので、「新しいことをやっている」というところにモチベーションを感じますね。もともとノウハウを持っていなくても、技術的な困難に対しては、自分自身の努力でなんとかなる面白さがあります。むしろ大変なのは、自分の設計の仕事をしながら、各部署への指示や折衝を行い、プロジェクト全体を回していくところです。けれどもそういう仕事を通じて、人を動かす能力的なものが身につき、自分自身の成長にもつながっていくのだと思います。
〜基礎技術のノウハウ集を作成、新人たちの手助けに〜
---これからの目標について、教えてください。
当社製品は従来、ブランド力よりも値ごろ感で伸びてきたイメージがありました。コロナ禍の影響で注目度が高まる中、これまで以上に社会に出して恥じない製品、開発者として納得できる品質の製品を作りたいと思っています。そのために最近、製品ごとに技術的な基礎をまとめたノウハウ集を作り始めました。これは自分自身が新人時代に現場に入って、マニュアル的なものの必要性を感じたからです。これから新しく入ってくる人たちが、少しでも働きやすくなるような環境を整えることも、私の目標のひとつです。
---就職活動に臨む高専生に、メッセージをお願いします。
高専で身につけた技術や知識を生かせば、どんな会社に入っても一定水準の力は発揮できるはずです。私の場合、当社製品の種類も技術分野も広範囲なので、ロボットを中心に周辺を幅広く学んできたことが強みになりました。学科や専攻の研究分野に限らず、さまざまな知識や経験を重ねた人であれば、十分に力を生かせる場があるのではないでしょうか。また会社研究の際には、自分のやりたい仕事だけでなく、人事制度や待遇、社風などについても、できるかぎり企業情報や募集要項を調べておくといいと思います。
PROFILE
甲田 幸大(こうた こうだい)
2018年入社
家電開発部 空調家電課 除湿機チーム
八戸工業高等専門学校 電気情報工学科 卒業
仕事から帰ると、夕食は基本的に自分で作る。調理家電よりも鉄鍋を使うほうが得意という料理好き。高専時代には食べ物の屋台でアルバイトし、夏のあいだ各地のお祭り縁日を追いかけて店を出したことも。