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株式会社マーレフィルターシステムズ

22卒応募受付中

自動車・輸送用機器

~モビリティの未来を、私たちの手で~
世界TOP20の自動車部品メーカー日本法人

私たちの特徴 About Us

We shape future the mobility
モビリティの未来を、私たちの手で

自動車業界は、100年に1度の大変革期を迎えています。
それを表現するワード「CASE」からも読み取れるように、電気、燃料電池、水素といった新しい動力源が開発され、自動運転、カーシェアリングを用いて、人とクルマの関係性をより便利で快適にするための技術が追求されるなど、多角的な進化が求められています。

私たちマーレグループ(MAHLE)は、30カ国以上に約160拠点を構える、売上高世界TOP20にランクインする自動車部品メーカーです。1920年に、ドイツの自動車産業と縁の深いシュトゥットガルトにて創業し、2020年に設立100周年を迎えました。

ピストンの開発からスタートしたマーレは、エンジンシステム、エンジンペリフェラルズ、サーマルマネジメント、メカトロニクス、モータースポーツ等、様々な事業部を発展させ、多種多様な部品供給を行っています。現在では、世界中で生産される自動車の約半分に、マーレグループの製品が搭載されています。

これからも、新しいクルマの未来で必要不可欠なパートナーであり続けるために、常に最先端技術へチャレンジをしていきます。

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マーレフィルターシステムズは、フィルタ&エンジンペリフェラルズ事業部の日本法人として、エンジン関連部品 および 電気自動車向けモーター関連部品の研究開発から製造まで、モノづくりすべての工程を日本国内で行っています。

また、アジアグループのリーダーとして、韓国、インド、タイ、フィリピン、インドネシアの発展も担っています。日本のモノづくりの技術力を他国のエンジニアへ伝承や、工場運営、経営についてもリードしています。

「外資系」と聞くと、「実力主義」「ビジネスライクな社風」というイメージを持たれるかもしれませんが、当社は土屋製作所という日系企業から歴史がスタートしています。
2001年にマーレグループの一員になってからは、これまで培ってきたアットホームでチームの和を重んじる日本の文化と、個の意見を持ち、主体的な姿勢を大切にする外資系の考えが混ざり合うことで、マーレフィルターシステムズ独自の社風を形成しています。

事業内容・技術力 Business & Technology

◆技術力
私たちは、エンジン関連部品を扱っていますが、エンジン性能を高めるだけではなく、自動車の付加価値を高めるための技術開発も行っています。
例えば、樹脂技術では、従来アルミで作られていたヘッドカバーを世界で初めて樹脂化に成功。吸気系システム製品の樹脂化にも応用し、自動車の軽量化(燃費向上)を実現しました。また、流体コントロール技術では、音を創り出すサウンドクリエータを開発。各自動車メーカーがこだわりを持って開発している高級車、スポーツカーに搭載いただき、音のブランディングにも携わっています。
「新しい挑戦・柔軟な発想」を推奨し、若手の内から技術開発に携われるのも当社の魅力の1つです。

<主要製品>
エアクリーナ、サウンドクリエータ、インテークマニホールド、カーボンキャニスタ、ヘッドカバー、オイルフィルタ、オイルクーラ、オイルパン 等

  • 機械
  • 材料
  • 電気電子
  • 情報
  • 制御
  • 化学・物質・生物
  • 建築
  • 土木
  • 商船(航海)
  • 商船(機関)
  • 医療・福祉工学
  • 航空宇宙
  • 経営工学
  • 複合学科専攻
  • デザイン
  • 文系

勤務地|茨城県、栃木県、埼玉県、福岡県

本 科|【総合職】研究職、【総合職】設計職、【総合職】生産技術職、【総合職】品質管理職

専攻科|【総合職】研究職、【総合職】設計職、【総合職】生産技術職、【総合職】品質管理職

高専生の採用コース Course

総合職

  • 本科卒
  • 専攻科卒

技術系総合職では、さらに2コース(①総合職コース/②専門職コース)に分かれて選考を行います。

○総合職コース・・・すべての職種を対象に選考 (配属は会社が決める)
○専門職コース・・・希望職種を対象に選考   (配属を自分で決める)

※入社後のキャリアは総合職/専門職ともに同様となります。
※入社後に「ジョブ・ローテーション制度」を使用して、部署異動も可能です。
(希望に沿って異動を検討します。)

高専生のキャリア・期待すること Course

■高専生のキャリア
皆さんは将来どんなエンジニアになりたいですか?

当社では、卒業学位によるキャリアコースを設けていません。年齢や卒業学位によってスタートラインは異なりますが、昇進は個人の成長度に応じて決まります。キャリアプランも将来目標に対して、業務目標を設定し面談を行うため、自身で可能性を広げていくことができます。

現在在籍中の高専出身者のうち半数が管理職、役員に就き、技術面および経営面の双方で活躍しています。


■期待すること
◎現場での実践力
「高専で学んだことが、入社後すぐに業務で活かせた!」という声をよく耳にします。例えば、機械の操作、図面の見方、電気回路図の作成等を実践で活用することができます。

◎能動的な行動力
実習授業で自然と「Try&Error」に取り組まれていると思います。 当社では、新しいチャレンジをすることを推奨しています。失敗を恐れずにぜひ能動的に行動してください。

◎独創的な発想力
趣味や興味のあることに熱中される方が多いのも高専生の特徴だと感じています。その原動力は仕事においても活かすことができます。探求心と柔軟な発想を発揮できる環境があります。


※「高専卒の社員数・割合」の「本科卒 管理職」には、専攻科卒も含みます。
※「高専卒の社員数・割合」の「本科卒 社員数」には、専攻科卒も含みます。

職種情報 Job Info

【総合職】研究職

◆仕事内容
研究部門は、材料、流体、音響、振動、熱交換、吸着脱離等の機能軸でグループが細分化されており、主に「先行開発」と「商品試験」の2つの業務を担当しています。

先行開発は、お客様のニーズや技術動向、表面化していないシーズを的確に捉え、数年後数十年後の製品に搭載する技術開発を行います。まだ世に出ていない製品の研究に関われることもあります。

商品試験は、お客様とのプロジェクトに対して試作品の実験や解析、データ検証を行い、最適な技術を提供します。製品化に向けて必要な技術を考案、模索します。いずれも根気強さと正確さ、新しい技術に対する好奇心が求められます。


◆やりがい(先輩社員の声)
★ 試行錯誤の毎日
製品開発の途中では問題にぶつかってしまうことがあります。そんな時、頭を振り絞って考えられる原因を一つ一つ検証していき、原因を突き止めた時はすごくうれしいです。次にその原因をどう対策するのかを考えますが、これがまた難しく頭が痛い日々が続きます。いろいろな人と話をして、様々な文献を読んで解決策を思いついた瞬間は何とも言えない爽快感があります。こうしたことを繰り返して製品が完成したときのうれしさは格別です!

★ 製品として世の中に出る時
試作から試行錯誤を繰り返し、開発を進めてきて、いよいよ世の中に出ると決まった時が一番の喜びです。

  • 本科生
  • 専攻科生

勤務地|埼玉県

【総合職】設計職

◆仕事内容
設計部門は、お客様の様々な仕様環境や機能要件を満足する「最適な設計」を構想し、製品を具現化していく最前線の推進役です。

しかし、当社の設計は直接自分で設計は行いません。
実際に設計をするのは、海外のマーレ社員となります。その社員へ意図する設計イメージを伝えながら、製品化を行います。(英語力も必要となります。)

また、構想段階から生産開始までお客様とは勿論、社内の関連部署と幅広く連携を取り、「言葉やイメージ」を「図面や3次元データ」に変換して“モノ(カタチ)”にしていきます。

社内外問わず、製品化に関わる多くのメンバーとコミュニケーションをとる調整力や、量産化を見据えた「生産しやすい製品」を念頭に置いて設計を考える力が必要となります。


◆やりがい(先輩社員の声)
★ “設計者”という重圧
自分が考案した3Dモデルが現物となって車載されることが、設計の醍醐味だと思います!
間違いありません!但し「自分が設計した」という点を忘れてはいけません。
コンセプトの提案をする以上、車が廃棄されるまで不具合が起きてはならず、責任は常に付き纏います。初めて自分が考えた製品が自分の手に収まったとき、嬉しい反面恐怖を感じました。
この重圧を感じられるのは設計だけだと思います。技術を突き詰めたい人、責任ある仕事に携わりたい人には是非挑戦して欲しいです。

★自分の設計した製品が実物となる瞬間
初めて担当したプロジェクトの製品を自らの手で触った瞬間が一番嬉しかった事です。
最初は製品に対しての知識や技術的な経験が浅い為、上司から製品仕様やノウハウについて丁寧に教えて頂きながら、設計思想の意図であったり、何故その形状で問題無いのかなど深堀りしながら設計を進めました。試作品を初めて見た時は、自分が作成した図面が実際に製品となった事にとても喜びを感じました。
一方で製品の品質を車両のライフを通して満足させる責任があり、設計という立場の責任を重く感じた瞬間でもありました!
自分で設計したものが製品となる喜びを感じたい方、より良い製品を設計する為に日々追及したい方に向いている仕事だと思います。

  • 本科生
  • 専攻科生

勤務地|埼玉県

【総合職】生産技術職

◆仕事内容
生産技術部門は、開発企画段階から生産性を考慮した形状提案を設計に提案し、試作段階(最適工法の選定、治具設計、金型設計・製作)から、量産準備業務全般(設備設計・製作)まで、モノづくりの工程に幅広く携わります。

「品質の良い製品を安く大量につくる」を念頭に置き、開発段階から生産性を考慮した形状提案を設計にフィードバックする。最適工法の選定を行うと共に、治具設計、金型設計・製作と試作業務全般を担当します。

また、若手から海外業務経験を積み重ねるチャンスがあります。「世界で活躍する技術者」として飛躍している社員が多く在籍しています。


◆やりがい(先輩社員の声)
★工法開発で、社長賞の獲得!
新製品を開発していく中でぶちあたる壁は、設計したものをカタチとして再現できるかです。さらに安定品質・生産効率・コストなど課題は多くあります。
そんな中、生産技術には“工法開発”という業務があります。理想の設計に近づける為に、新しい工法技術を考える仕事です。工法から製品設計に提案をすることもあり、新製品を生み出す上で欠かせない業務の一つとなります。入社3年目に、新製品の開発プロジェクトで工法開発に携わり、社長賞を貰うことができました。

★苦しんで構築した技術の発表!
新しい工法を設計する上で、社内に知見がなく立ち止まってしまう事があります。しかし製造困難は、製品設計への努力を無駄にしてしまいます。
「モノ」にしてくれるだろうという設計者の信頼に応えるべく、1から勉強をし直し、沢山の人達の協力により工法を構築できた時は本当に嬉しかったです。
またMAHLEには、年1回社内で実施される「技術発表会」があります。その場で、この新工法について発表し認められた時に、努力が実を結んだのだと実感しました。
1から仕事を任せていただき、発表の舞台まで用意してもらえた時が、この仕事が好きだ。と思ったエピソードです。

  • 本科生
  • 専攻科生

勤務地|栃木県,埼玉県,福岡県

【総合職】品質管理職

◆仕事内容
品質保証部門(品質管理)は、開発企画段階から製品の製造後まで一貫して品質を保証する部署です。お客様からの品質仕様の確認、展開等、幅広い業務に関わります。

各拠点別、製品の工程別に品質担当者が在籍し、全製品の品質確認、保証をリードします。
量産化した製品の不具合を直すために、検査機器の使用、問題解決の経験、ノウハウを投入し、どのような問題、改善策があるのか、全力で対応をします。

1人前になるためには幅広い製品知識と経験が必要となるので、業務の中で自然と多くの経験を積むことが出来ます。お客様および各部署と密なコミュニケーションと課題解決に取り組む前向きな姿勢、好奇心が求められます。


◆やりがい(先輩社員の声)
特集ページにて、ご紹介をしております。是非チェックしてみてください!

  • 本科生
  • 専攻科生

勤務地|栃木県,埼玉県,茨城県

【総合職】研究職

◆仕事内容
研究部門は、材料、流体、音響、振動、熱交換、吸着脱離等の機能軸でグループが細分化されており、主に「先行開発」と「商品試験」の2つの業務を担当しています。

先行開発は、お客様のニーズや技術動向、表面化していないシーズを的確に捉え、数年後数十年後の製品に搭載する技術開発を行います。まだ世に出ていない製品の研究に関われることもあります。

商品試験は、お客様とのプロジェクトに対して試作品の実験や解析、データ検証を行い、最適な技術を提供します。製品化に向けて必要な技術を考案、模索します。いずれも根気強さと正確さ、新しい技術に対する好奇心が求められます。


◆やりがい(先輩社員の声)
★ 試行錯誤の毎日
製品開発の途中では問題にぶつかってしまうことがあります。そんな時、頭を振り絞って考えられる原因を一つ一つ検証していき、原因を突き止めた時はすごくうれしいです。次にその原因をどう対策するのかを考えますが、これがまた難しく頭が痛い日々が続きます。いろいろな人と話をして、様々な文献を読んで解決策を思いついた瞬間は何とも言えない爽快感があります。こうしたことを繰り返して製品が完成したときのうれしさは格別です!

★ 製品として世の中に出る時
試作から試行錯誤を繰り返し、開発を進めてきて、いよいよ世の中に出ると決まった時が一番の喜びです。

  • 本科生
  • 専攻科生

勤務地|埼玉県

【総合職】設計職

◆仕事内容
設計部門は、お客様の様々な仕様環境や機能要件を満足する「最適な設計」を構想し、製品を具現化していく最前線の推進役です。

しかし、当社の設計は直接自分で設計は行いません。
実際に設計をするのは、海外のマーレ社員となります。その社員へ意図する設計イメージを伝えながら、製品化を行います。(英語力も必要となります。)

また、構想段階から生産開始までお客様とは勿論、社内の関連部署と幅広く連携を取り、「言葉やイメージ」を「図面や3次元データ」に変換して“モノ(カタチ)”にしていきます。

社内外問わず、製品化に関わる多くのメンバーとコミュニケーションをとる調整力や、量産化を見据えた「生産しやすい製品」を念頭に置いて設計を考える力が必要となります。


◆やりがい(先輩社員の声)
★ “設計者”という重圧
自分が考案した3Dモデルが現物となって車載されることが、設計の醍醐味だと思います!
間違いありません!但し「自分が設計した」という点を忘れてはいけません。
コンセプトの提案をする以上、車が廃棄されるまで不具合が起きてはならず、責任は常に付き纏います。初めて自分が考えた製品が自分の手に収まったとき、嬉しい反面恐怖を感じました。
この重圧を感じられるのは設計だけだと思います。技術を突き詰めたい人、責任ある仕事に携わりたい人には是非挑戦して欲しいです。

★自分の設計した製品が実物となる瞬間
初めて担当したプロジェクトの製品を自らの手で触った瞬間が一番嬉しかった事です。
最初は製品に対しての知識や技術的な経験が浅い為、上司から製品仕様やノウハウについて丁寧に教えて頂きながら、設計思想の意図であったり、何故その形状で問題無いのかなど深堀りしながら設計を進めました。試作品を初めて見た時は、自分が作成した図面が実際に製品となった事にとても喜びを感じました。
一方で製品の品質を車両のライフを通して満足させる責任があり、設計という立場の責任を重く感じた瞬間でもありました!
自分で設計したものが製品となる喜びを感じたい方、より良い製品を設計する為に日々追及したい方に向いている仕事だと思います。

  • 本科生
  • 専攻科生

勤務地|埼玉県

【総合職】生産技術職

◆仕事内容
生産技術部門は、開発企画段階から生産性を考慮した形状提案を設計に提案し、試作段階(最適工法の選定、治具設計、金型設計・製作)から、量産準備業務全般(設備設計・製作)まで、モノづくりの工程に幅広く携わります。

「品質の良い製品を安く大量につくる」を念頭に置き、開発段階から生産性を考慮した形状提案を設計にフィードバックする。最適工法の選定を行うと共に、治具設計、金型設計・製作と試作業務全般を担当します。

また、若手から海外業務経験を積み重ねるチャンスがあります。「世界で活躍する技術者」として飛躍している社員が多く在籍しています。


◆やりがい(先輩社員の声)
★工法開発で、社長賞の獲得!
新製品を開発していく中でぶちあたる壁は、設計したものをカタチとして再現できるかです。さらに安定品質・生産効率・コストなど課題は多くあります。
そんな中、生産技術には“工法開発”という業務があります。理想の設計に近づける為に、新しい工法技術を考える仕事です。工法から製品設計に提案をすることもあり、新製品を生み出す上で欠かせない業務の一つとなります。入社3年目に、新製品の開発プロジェクトで工法開発に携わり、社長賞を貰うことができました。

★苦しんで構築した技術の発表!
新しい工法を設計する上で、社内に知見がなく立ち止まってしまう事があります。しかし製造困難は、製品設計への努力を無駄にしてしまいます。
「モノ」にしてくれるだろうという設計者の信頼に応えるべく、1から勉強をし直し、沢山の人達の協力により工法を構築できた時は本当に嬉しかったです。
またMAHLEには、年1回社内で実施される「技術発表会」があります。その場で、この新工法について発表し認められた時に、努力が実を結んだのだと実感しました。
1から仕事を任せていただき、発表の舞台まで用意してもらえた時が、この仕事が好きだ。と思ったエピソードです。

  • 本科生
  • 専攻科生

勤務地|栃木県,埼玉県,福岡県

【総合職】品質管理職

◆仕事内容
品質保証部門(品質管理)は、開発企画段階から製品の製造後まで一貫して品質を保証する部署です。お客様からの品質仕様の確認、展開等、幅広い業務に関わります。

各拠点別、製品の工程別に品質担当者が在籍し、全製品の品質確認、保証をリードします。
量産化した製品の不具合を直すために、検査機器の使用、問題解決の経験、ノウハウを投入し、どのような問題、改善策があるのか、全力で対応をします。

1人前になるためには幅広い製品知識と経験が必要となるので、業務の中で自然と多くの経験を積むことが出来ます。お客様および各部署と密なコミュニケーションと課題解決に取り組む前向きな姿勢、好奇心が求められます。


◆やりがい(先輩社員の声)
特集ページにて、ご紹介をしております。是非チェックしてみてください!

  • 本科生
  • 専攻科生

勤務地|栃木県,埼玉県,茨城県

高専向けデータ Data

ドイツに本拠地を置く世界的自動車部品メーカー、MAHLE(マーレ)。そのグループ企業の中で、アジアマーケットにおけるフィルターおよびエンジン周辺部品の製品開発・製造を行っているのが、マーレフィルターシステムズです。高等専門学校の卒業生として、技術力・行動力を発揮し同社のものづくりを支える二人のベテラン社員を栃木工場に訪ね、お話を伺いました。

考え過ぎずに、動いてみる。選択肢の先に未来は大きく広がっている。





〜勉強以外のことに打ち込んだ?高専時代〜


---最初に、進学先として高専を選んだ理由と、どんな学生だったかを教えてください。


●宮本:理数系が好きで、車やバイクに興味がありました。けれど大学に行きたいわけではないし、高校を出てすぐ働きたいとも思わない。そんな流れから、高専にたどり着いた感じです。航空科を選んだのは、単純にカッコよさそうだな、と思ったから。


●阿部:私も似たようなところがありますね。大学に行くよりも、早く就職して、手に職をつけたかった。機械科を受けたのは、もともとものづくりが好きだったのと、自分の成績でも入りやすそうだったから(笑)。


●宮本:高専生って、入学してからものすごく真面目に勉強する人と、遊びのほうにばかり行く人に分かれる印象。私は後者で、アルバイトとバイクの改造に明け暮れて、3年間遊び過ぎました。それで4年生への進級も危ぶまれた時、友人の協力もあって、一念発起したんです。2年間、人が変わったように真面目に勉学に打ち込んだ。あの時の集中力や頑張りは、社会人になってからもひとつの自信になっています。


●阿部:私も2年生の頃からアルバイト一筋で、勉強するのはテスト前くらい。平均点しか目指していなかった…。就職活動も、まわりを見て焦りを感じてから、遅れてスタートしました。だから募集一覧を見ても、そもそも自分が何をしたいのか分からない。悩んだ末に、「車が好きな方は…」という誘い文句に惹かれて、就職先を決めました。


●宮本:バイクや車のエンジンに関連して、学校で流体力学を勉強したことも、フィルトレーション事業を行っているマーレに興味を持った理由のひとつです。当時はものすごく語学が苦手で、どうしても“英語が必要ない技術系の仕事”に就きたいと考えていました。





〜ものづくりの現場と品質保証〜


---入社後は、配属先でどのように仕事に取り組んでいきましたか?


●宮本:最初に配属されたのは埼玉工場技術課で、プラスチック製品の射出成形を担当しました。工場って、製品も設備も技術も人も、すべて現実がそこにあって、それらを目の当たりにしながら多くのことが学べる。それは自分にとってすごくいいことだし、すごく大変なことにも感じました。工場には、作業する人もいれば、マネジメントする人もいる。役割も階層もさまざまな人たちの中で、自分でいろいろやり方を考えて、その人たちを動かしていかなければならない。そういうところに最も苦労しました。


●阿部:私の配属先は、品質保証センターでした。機械系を出たら、実際に設備をいじるようなイメージがあったので、「え? 品質保証センターって何?」って感じで(笑)。生産技術や設計、開発はわかるけれど、「品証」と言われても何のことだか理解できない。とにかくそこに入って、3年目くらいまでよくわからないまま、先輩の真似をしたり、言われたことをただやっているような状態でした。


●宮本:簡単に言えば、工場で製品を量産するための設備を考えて作る側が私で、その作った設備で生産される製品が本当に大丈夫かを評価する側が阿部君。


●阿部:そうですね。たとえばお客様が、こういう規格で作ってくださいという部品がある。それを100個作ったら、100個すべてOKにならなければいけない。量産で要求されている品質が100%保てるか、設備や工程から人の教育まで安定して作れる体制にあるかどうかを評価して、「問題ないです。これで量産させてください」とお客様に承認をもらう担当部署です。


●宮本:製品群の広さもあるし、技術水準の幅もある。それと自動車メーカーごとに、要求事項が違う。そういったことを全域で理解して、仕様に合った評価をしていくって、大変だと思う。


●阿部:量産が始まって生産台数が増えると、予期せぬ出来事も起こるので、そういうところのつぶしこみまで全部確認して、ようやく終わりになります。A社のエンジンの吸気系システム、B社のエンジンのシリンダーヘッドカバーなど、各社の監査に対応した部品の立ち上げ業務に携わってきましたが、結果が目に見えにくいので、説明しづらい仕事ですね。




---高専での経験や学習内容は、どのように活かされていますか?


●阿部:機械工学や力学系の基礎知識が得られたことは、品質に関わる状況分析や判断に役立っています。


●宮本:べースはできているよね。高専時代に、飛行機でも自動車でも機械でも、技術に関わる知識は網羅的に学んでいるから。私自身、プラスチック成形って学生時代に全く触ったことがない技術だったけど、いきなり配属されても普通に入り込めた。もともとやってきた工学系の勉強と、実習の中での加工や設計、改善といった技能経験は、いろいろなところで活きてくる。


●阿部:入社した時点で図面が読めるというのも、技術系の会社で抵抗なく知識を吸収していく上で、大きな強みですよね。


●宮本:そう、製図と設計は一番役に立ってるかも。ドラフターっていう製図台で手描きしていく作業を、順を追ってきちんと学べたことも、結構よかった。


●阿部:自分で手を動かして何かするっていうことが、学生時代には多かった。だから会社でも、あれこれ考えるより「とりあえずやっちゃえ」みたいな気になります。やってみて、分析して、フィードバックするっていう流れが身についているんです、きっと。



〜技術者のひとつの転機、海外勤務〜


---これまでの経歴の中での節目や、海外勤務について聞かせてください。


●宮本:最初はプラスチック成形関連のことをやっていたのが、 年を追うごとに範囲がどんどん広がって、新製品プロジェクトを牽引したり、生産性改善などの立案と実行を手がけたり。そうやって入社してから10年くらいの間に、自分にしかできないことが形づくられていきました。一方で、ドイツに本拠地を置くマーレの、グローバル展開を支える業務比率が増えてきたために、いよいよ必要に迫られて英語の勉強を開始。海外駐在を目標に、アジア圏のものづくりの質的向上を図る仕事に取り組みました。


●阿部:私は入社3年目に、フィリピン工場を訪れたのが、初めての海外出張です。まさかこんなに早く、海外に行く機会ができるとは思わなかったですね。そして5年目には、インドネシア工場の立ち上げに伴い、現地サプライヤーの元へ出向することになりました。日本の自動車メーカーの要求品質と海外品質との違いを現地スタッフに指導し、新工場の品質管理体制を整えることが主な仕事です。言葉や文化が違う国でどうやって生活できるのか、当初は不安もありましたが、同時期に赴任した3人で助け合いながら、現地での暮らしに慣れていきました。

インドネシアは素直な人が多いお国柄か、すんなりとこちらの話を聞いてくれます。でも、なぜこれをやってはいけないのか、こうしなければならないのかということを、言葉も感覚も違う人たちにしっかり理解してもらうのは、本当に難しい。苦労も多かったですが、現地支援を通じて品証業務にやりがいや達成感を見出すことができました。2年2カ月にわたる出向期間は、今の自分の基礎を作り上げた転機になったと思います。


●宮本:阿部君たちが立ち上げに力を尽くした工場が完成し、まもなく生産を始めるというタイミングで、私もインドネシアに着任しました。工場運営の基本的なルールや組織的な活動がまだ固まっていないため、運営ルールを構築し、現地の人たちを指導する。そうした生産系メインのマネジメントが主業務です。けれども日本品質という考え方を短期間で浸透させるのは困難で、日本人の考え方だけでなく、現地の人の考え方もあわせたルールを作っていかなければならない。求める結果を間違いなく出してもらうために、緊急性と重要性を的確に伝えることは、本当に大変でした。

それでも次の年は国際規格の認証取得を任され、その次の年は生産機能全般を担当し、さらに翌年は拠点全体の収益責任を負う立場となるなど、私自身の管理者としての責務と権限も大きく広がりました。マネジメント系の仕事には強い関心があったので、運良くそこで経験させてもらったことは、非常に勉強になりましたね。現地でもよく言われることだけど、海外駐在は3年いてやっと状況がわかり、自分のやりたいことがやれるようになってくる。


●阿部:確かに私も2年では物足りなかったですね。延ばしてほしいって言ったけど、日本に戻されてしまいました(笑)。




●宮本:私は5年間インドネシアにいて、今年帰国しました。現地での仕事も生活も楽しかったけれど、ずっとアジアしか経験していないので、コロナ禍の影響がなければドイツ本国にも行ってみたいという思いは強いですね。



〜技術者としてキャリアを重ねた今、これから〜


---現在の仕事内容と、やりがいや難しさについて教えてください。


●阿部:主に樹脂プロジェクトにおいて、新規部品の量産手配から、量産品質の安定を確認するまでの品質保証・管理業務を行っています。この仕事は、営業・購買・設計・生産技術・生産など、社内各部署との調整業務がとても多いです。製造グループマネジャーの宮本さんとは、新規部品の準備工程で、懸念事項の相談や不具合に関するフィードバックの依頼などを通し、深く関わっています。

実はインドネシアで私がやっていたことは、「品証」の業務というよりも、工場のさまざまな部署に出向いていって、日本人の考え方や日本のお客様の要求を理解してもらう、まさに調整役のようなもの。顧客要求を満足させるため、関連部署との板挟みになって苦しむことも多いですが、視野を広げてお互いの要求を合致させようという現地での経験が役立っています。

実務の面でも、もともとインドネシアの品質規準書を、日本のものをベースに現地バージョンに書き上げていたので、それまで知らなかった部分も含めて、日本の品質規準が一通り頭に入っている状態で帰国しました。なので、今ではお客様の要求に対して、これに基づいてこれをやらなくてはいけないということが、すぐに説明できるんです。自分で全社を回って確認する時のフットワークが軽くなったし、品質知識が増えた分、より能動的に仕事をするようになれたのかなと思います。


●宮本:25、6歳の頃から、規定類を作ったり人の管理をしたり、しっかりマネジメントしていたね。


●阿部:まだまだ真似ごとでしたよ。でも、現地でがむしゃらに仕事していた時は、本当に楽しかったですね。忙しくても、やっぱり自分の好きなように動けることが一番。


●宮本:そう、海外の良さはそこだよね。裁量権がすごく大きくて、日本が急に狭く感じる。私は現在、プラスチック製品の製造グループマネジャーとして、全生産サポート部署と協力しながら生産運営を行い、品質、納期、コスト、環境、安全、全ての水準向上を目指しています。工場運営の一角を担う上で、会社としてのコスト意識を保ちながら生産・改善を行うのは大変ですが、それがやりがいを感じるところでもありますね。製造というと内側に籠りがちな印象だけど、より良いものを作るための意見をはっきりと持ち、発信できる工場でありたい。特にここ栃木はマザー工場とも呼ばれており、世界に恥じない体制を作りたいし、自分自身も外国との関わりは持ち続けたいですね。「海外とは関わりたくない」と思っていた若い頃とは、真逆の考え方になっていますが(笑)。日本はものづくり大国として世界でも有名だけど、まだまだできていないことがたくさんある。今後は海外を含めた拠点管理や、より規模の大きい工場のマネジメントを通して、世界に胸を張って自慢できる工場を作っていきたいと考えています。


●阿部:私の目標は、日本の技術者として、海外拠点へ日本品質を発信・伝授していくこと。まずはアジア圏マーレグループでの日本品質の浸透を第一に、これが日本の技術だって誇れるような、グローバル共通品質を作り上げていきたいですね。それから、最近のメカトロニクス的な技術や知識については、まだまだ日本も自分自身も、遅れをとっているところがあると感じます。電気・電子の製品分野では、もともと外国企業が早くからアジア圏に進出しているので、そういう先進的な専門知識や技術は今後学んでいきたいです。



〜「自分を持っている高専生」に寄せる期待〜


---高専出身者の、会社の中でのキャリア形成について、どう考えていますか?


●宮本:今工場にいるマネジメントも、私を含めて3人が高専卒。技術的なこともできるし、一番大変な部分でもある各所との調整業務も、ある程度受け入れてできるタイプの人が、高専出身者には多いです。大手企業に入れば、自分の専門分野に特化した仕事がメインになるという話も聞きますが、私たちくらいの企業規模だと守備範囲を広げてやらざるを得ない。それが逆に、自分のキャリアにプラスになっていると感じます。専門分野に進むのは選択肢のひとつだけれど、最終的にそれだけでは成長しにくい。どんな分野でもその先で枝が分かれていくほうが、何でもできる、チャンスがたくさんあるということを高専生にはお伝えしたいです。私自身の経験上、キャリアに関しては4年制大卒との差は正直ないと思っています。結局はその人の動き方ですから、阿部君も私も、特に4大卒と比べて遅れをとっているとは感じていないと思います。




●阿部:むしろ2年早く入っているアドバンテージがありますね。やはり会社に必要な知識は、入ってからでないとわからないですから。私も高専生には、技術的な面で頑張ってくれることを期待しています。そして入社したら、あまり深く考え過ぎずに、何でもやってみることです。会社で自分がやりたいことは、どんな職種でも探そうと思えば見つけられます。幅広い技術に触れ、いろいろなことを学ぶチャンスがあれば、やりたいことは後からついてきます。とりあえず車が好きな方は、ぜひご一緒に働きましょう!


●宮本:高専生は専門的な知識や経験に加え、実習で培った技能もあります。少々変わり者が多いと言われるけれど、それは自分の考え方をしっかり持っていて、なんとか実行に移そうという気持ちが強いから。そういう人は、仕事もポリシーを持って取り組み、たくさんのチャンスをつかみ取れるはずです。自信を持って歩んでください。

 


PROFILE




宮本 春樹(みやもと はるき)

1999年入社

生産センター 栃木第2製造グループ グループマネジャー

東京都立航空工業高等専門学校(現・東京都立産業技術高等専門学校)航空工学科 卒業


インドネシアでは、スキューバダイビング、スポーツクライミング、ゴルフを楽しみ、友人を集めて異業種交流会を主催した。帰国後の休日の過ごし方は家庭中心だが、新しいことにチャレンジするためFPや簿記の勉強も始めている。




阿部 翼(あべ つばさ)

2008年入社

品質保証センター 生産前品証グループ

東京都立工業高等専門学校(現・東京都立産業技術高等専門学校)機械工学科 卒業


休日は寝て過ごしたいタイプながら、家事や育児を手伝い、一緒に買い物に出かけたり、公園で遊んだり、家族との時間を大切にしている。趣味は車。晴れた週末は早朝に洗車、その晩一人でドライブに出かけることが、ストレス解消に。