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高専生の就活体験記Vol.04

高専生のみなさん、こんにちは!高専Link運営事務局です。


高専生がどのように就職活動を行っていたのか、就活を終えたばかりの2024年卒高専生の就活体験記を掲載します。


これから臨む就職活動の参考にしてください。






目次


  内定企業・所属

  Q1.どんな高専生活を送っていましたか?

  Q2.就職活動はいつから、どのように進めましたか?

  Q3.就職活動を終えて「やっておいて良かったこと」を教えてください。

  Q4.就職活動で「やっておけば良かったこと」を教えてください。

  Q5.これから就職活動をする高専生にメッセージ・アドバイス






内定企業・所属


システムインテグレーター内定者(2024年卒)/情報系高専生(本科)







Q1.どんな高専生活を送っていましたか? 


高専2年生から学生会に所属していましたが、単なる趣味以上に、自己成長やコミュニケーション能力の向上などの自分の成長に繋がり、私の高専生活で非常に有意義な経験となりました。


また、学生会の一員として、私は球技大会、体育祭、学校祭などのイベントの運営に積極的に参加しました。


これらのイベントでは、計画立案から実行までのプロセスを通じて、チームで協力して目標を達成する経験を得ました。


特に学校祭の運営では、予算管理や広報活動などのスキルを磨く機会となり、さらに先輩や後輩との協力を通じて、リーダーシップと協調性を発展させました。




球技大会実行委員長という重役を担った経験もあり、その時に体感したプレッシャーは今でも忘れることはありません。


学生会活動以外にも、私の高専では「プログラミング研究会」というサークルがあり、そこにも放課後に週3回程度参加していました。


この研究会では、プログラミングに関する知識やスキルを向上させ、コンテストに挑戦しました。


特に、プログラミングコンテストやCTF(Capture The Flag)コンテストに参加することによって、技術的な挑戦と協力できる環境に飛び込むことができました。


これらの経験は、学生生活を通じてリーダーシップ、協力、問題解決能力、そして技術的なスキルを磨く機会となりました。また、私の今後のキャリアにおいても貴重な資産であり、社会人になっても役立つことばかりだと思っております!







Q2.就職活動はいつから、どのように進めましたか?


4年生 7~8月


就職活動を開始する前に、自己分析を行いました。自分の強みや弱み、キャリアゴールを明確にしました。


色々な自己分析ツールが提供されているので、無料で使えるものは一通り使ってみました。


書いてあること全てを鵜呑みにするわけではなく、一意見として就職活動に取り入れました。



LinkedInプロフィールを作成・更新し、業界関連のつながりを増やしました。


高専に求人票を送っている企業が開催していた、アイデアソンという、他の大学生の方や社会人の方とお話しができる機会があったので、それに参加しました。



8月頃の夏休み中に、僕が住んでいる県内のIT企業に1週間ほどインターンシップに行きました。


担任の先生が紹介してくださった企業で、実際の社内の開発環境に触れることができる貴重な経験でした。


内容としては、社内見学や企業側の様々なプレゼン、実際に新入社員の方が入社時に行うような新人研修を受けました。



4年生 9~2月


学校のテストとTOEICに向けての勉強が忙しかったので、就職活動らしいことはしていませんでした。


しかし、自分の就きたい仕事は一体どんな仕事なのだろうということをずっと考えていました。


情報系の学科に通っているのでIT企業に就職するのがステレオタイプですが、前年度に届いていた求人票に一通り目を通しました。


インターンシップに参加させていただいた企業に就職するということも考えたのですが、社会人になるに伴い、環境を一変したかったので都内のIT企業に就職したいという漠然とした考えは持っていました。



5年生 3~4月


4年生のカリキュラムも終了して、春休みとなったので本格的に就職活動を再開しました。


3月から4月にかけて頻繁に求人票が届くので、こまめに届いた求人票を確認していました。


その中から、自分の要件に合った企業が見つかったので4月前半にはその企業に、学校推薦を書いてもらい、エントリーしました。


他にもいくつかの企業にエントリーして、履歴書を書いたり、面接に備えたりしました。



5年生 5月


本格的に企業の面接が始まりました。面接では、自分が履歴書に書いたことを面接官の方にわかりやすく伝えるということを意識しました。


他にも、自分がフォーマットを面接官の方にそのまま伝えるというよりかは、対話を意識しました。


聞かれた瞬間に自分の感じた、思ったことをありのまま伝えることができるようになるためにも、自己分析は大切だと実感しました。


その後、推薦書類を送った企業から無事に内々定をいただくことができました。他の企業からも内々定を頂いたのですが、辞退しました。







Q3.就職活動を終えて「やっておいて良かったこと」を教えてください。


就職活動を終えてやっておいて良かったことは自己分析です。


自己分析をしておくことによって、面接の時に柔軟な受け答えができるようになると思います。


例えば、自分は学校祭や体育祭などの学校生活において主体的に動く力を身につけたのでこれらの経験を生かした仕事に就きたい、のように自分の就職活動の動機をしっかりと理解しておくことによって、面接官の方に「なぜこの企業を選んだのですか?」と聞かれた時に、自分の中にある就職活動の動機をベースに受け応えができるようになります。


なんとなく就職活動を進めてしまうと、面接の時に柔軟な受け答えができないような気がします。


社会に出てからは一人で判断しなければならない機会が多いと思うので、柔軟な受け答えができるかどうかは面接において重要なポイントだと思います。







Q4.就職活動で「やっておけば良かったこと」を教えてください。


僕は就職活動を行う企業を、学校に届いていた求人票の中から選択したのですが、外部の就職情報サイトに掲載されている求人情報も活用しておけばよかったと思いました。


就職活動において、学校から提供される求人情報を選択肢の一つとして活用することは重要です。


しかし、エリアに制約があるため、都市部での就職を希望する場合、ネットに掲載されている求人情報も積極的に活用することが賢明です。


また、学校に求人票を送っている企業は過去にその学校から内定者が出ているのでコネクションがあるなどのメリットもありますが、都市部の企業での求人情報はネットを通じて広くアクセスできるため、多様な選択肢を検討することで、自分に合った職場を見つけやすくなります。


地域にとらわれず、自分の志向やキャリア目標に合った選択をするために、ネット上の求人情報も積極的に活用し、広い視野でキャリアを考えることをお勧めします。







Q5.これから就職活動をする高専生にメッセージ・アドバイス


高専での学びを活かし、将来への第一歩を踏み出す就職活動に挑む君へ。


まずは自己分析を通して自分自身を知り、自身の強みを信じて進んでください。自己分析は成功の鍵です。


そして、過去の経験やアルバイト、研究活動をアピールポイントに変えましょう。企業は就活生の熱意をメインに評価していると思います。


他にも、コミュニケーション能力を磨くことも大切です。積極的にネットワーキングし、先輩や身近な先生にアドバイスを求めましょう。そして、面接の準備を怠らず、自信を持って話せるようにトレーニングしましょう。


最後に、挫折や失敗があっても諦めずに進んでください。忍耐強さと自己信頼を持ち、新たなチャンスを探し続けましょう。


未来は君次第です。頑張ってください!