よろしいですか?
高専生のみなさん、こんにちは!高専Link運営事務局です。
本日は、夏季インターンシップ先が決まった方を対象に「夏季インターンシップ参加当日までにしてほしいこと」をお伝えします。
インターンシップは皆さんのキャリアを考える上で非常に貴重な機会です。
しかし、漠然と参加しても学べることは少ないです。
本記事を読んで夏季インターンシップを最大限有意義に活用しましょう。
※まだ夏季インターンシップ先を悩んでいる方は以下の記事をご覧ください。
【夏季インターンシップ】参加企業の選び方・選ぶ前にやってほしいこと
目次
✓ インターンシップ参加後は企業を比べられる状態になろう
✓ インターンシップに参加するまでの全体像
✓ 1.インターンシップ先を徹底的に企業研究する
✓ 2.分からないこと・知りたいことを事前に書き出しておく
✓ 3.インターンシップで達成したいこと(目的・学びたいこと)を設定する
インターンシップ参加後は企業を比べられる状態になろう
まずはインターンシップ参加後に、皆さんになっていてほしい状態をお伝えします。
【インターンシップ参加後の目指す状態】
インターンシップ参加企業を基準にして、そのほかの企業を比べられる状態になる
インターンシップに参加するメリットはたくさんありますが、最大のメリットは「参加企業のことを深く理解できる」ことです。
就職活動がはじまると、学校推薦応募で数百社、自由応募で数千・数万社の企業の中から最終的に1社の企業に絞る必要があります。
しかし、1社だけを見ても「その企業の何が優れているか」「自分に合っているか」などはなかなか判断ができません。
だからこそ志望企業を決めるためには、企業同士を比べることが非常に重要です。
インターンシップ参加企業のことを深く理解できると、これから様々な企業を見る時に、参加企業と比べて自分にとって優れているか、劣っているかを判断できるようになります。
これは志望企業を決める時に大きな武器となります。
「参加企業のことを深く理解する」ことで「様々な企業を比べられるようになる」ということを意識してインターンシップに参加すると良いです。
インターンシップに参加するまでの全体像
それでは、「インターンシップ参加企業を基準にして、そのほかの企業を比べられる状態」になるために必要なステップをお伝えします。
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1.インターンシップ先を徹底的に企業研究する
まずはインターンシップに参加する企業を徹底的に企業研究します。
企業研究をした結果、参加企業や働くことについて「何が分かり、分からないか」を明確にするためです。
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2.分からないこと・知りたいことを事前に書き出しておく
企業研究をして、分からないこと、疑問に思うこと、もっと知りたいことなどを明確にし、インターンシップ当日までにまとめておきます。
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3.インターンシップで達成したいことを設定する
「分からないこと」「もっと知りたいこと」などからインターンシップで達成したいことを設定します。
目的を設定し意識することで、より有意義にインターンシップを過ごすことができます。また、終了後に目的を達成できたか振り返ることができます。
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★インターンシップ当日★
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4.参加企業のことを深く理解している状態になる
インターンシップ参加企業のことを深く理解できているはずです。
本格的に志望企業を決める秋以降に、インターンシップ参加企業を基準にして、他の企業をどんどん比べていきましょう。
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それでは、これから1~3の詳細を説明していきます。
1.インターンシップ先を徹底的に企業研究する
インターンシップに参加する企業を事前に企業研究します。
先ほどお伝えした通り、参加企業について事前に調べることで、参加企業や働くことについて「何が分かり、分からないか」を明確にします。
【企業研究のやり方】
以下の記事で企業研究のやり方を紹介しています。
高専Linkで用意したExcelをダウンロードして入力していくことで企業研究ができます。
埋められない項目が現在分からないことです。(Excelは自由に変更ください)
企業を比べて志望企業を決めよう【Excelダウンロードあり】
【企業研究で特に参考になる情報】
・企業ホームページ、採用ホームページ
・先輩に届いている求人票・先輩が残している情報
・高専Linkなどの就職サイト 等
まずは企業研究をして、企業に関する情報をまとめましょう。
2.分からないこと・知りたいことを事前に書き出しておく
企業研究をすることで以下がハッキリするはずです。
【参加企業について】
・調べても分からないこと、イメージできないこと、疑問に思うこと、もっと知りたいこと
【参加企業に限らず】
・「働く」ことを考えた時に、分からないこと、イメージできないこと、疑問に思うこと、もっと知りたいこと
事前に企業のことを調べ、それでも分からないこと、イメージできないことなどをまとめておきます。
例えば、多くのインターンシップでは、社員の方と話をする機会が設けられており、分からないことを質問し解消することができます。
参加企業についてはもちろん、「働く」ことを考えた時に分からないことをインターンシップを通じて解消するようにします。
3.インターンシップで達成したいことを設定する
「分からないこと」「もっと知りたいこと」などからインターンシップで達成したいことを遅くとも参加前日までに設定します。
【達成したいこと(例)】
□ ●●職の仕事内容を具体的にイメージできるようにする
□ 人間関係や雰囲気がわからないので社員の方と話をしてイメージを掴む
□ 仕事をする上でどんな知識や能力が必要か理解する
□ 社会人1年目はどんな仕事をするか理解する
□ 今の自分に足りないことを理解する など
上記を達成することで、分からないことが分かるようになり、参加企業への理解を深められます。
また、目的を設定し意識することで、より有意義にインターンシップを過ごすことができます。
インターンシップ参加後は、参加企業のことを深く理解できているはずです。
本格的に志望企業を決める秋以降に、インターンシップ参加企業を基準にして、他の企業をどんどん比べていきましょう。
(インターンシップ終了後には、目的を達成できたか振り返りを行うようにしましょう)
「夏季インターンシップ参加当日までにしてほしいこと」は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。