よろしいですか?
高専生のみなさん、こんにちは!高専Link運営事務局です。
本日は「企業が開催する1日型のインターンシップやセミナーは参加すべき?活用方法は?」を解説していきます。
11月~2月にかけて数時間~1日型のインターンシップやセミナー(ここからはまとめてセミナーと言います)を開催する企業は多いです。
授業を休んで参加したほうが良いのか?そこまで意味がないのか?悩む方もいると思います。
秋・冬に開催するセミナーに参加するべきか、どのように活用したら良いかをお伝えします。
「今何をすれば良いか分からない」という方も是非ご覧ください。
目次
✓ 結論
✓ セミナーに参加したほうが良い理由
✓ セミナーの活用方法1[知っている範囲を広げる」
✓ セミナーの活用方法2[1社のことを深く知る]
✓ 状況や目的に応じて参加するセミナーを選ぼう
結論
Q.皆さんは、どんな企業で、どんなモノ・サービスに携わり、どんな職種で、どんな働き方をして、どんな生活をしていたいですか?
これが明確でない方は、「オンライン開催も含めて秋・冬のセミナーは可能な限り参加したほうが良い」です。
【秋・冬に開催するセミナー】
✓ 仕事体験インターンシップ(1日~)
✓ 工場・職場見学会
✓ 先輩との座談会
✓ 業界研究会
✓ 会社説明会 など
社員が働いている平日に開催するセミナーが多いため、授業を休んで参加しないといけないセミナーもあると思います。
単位や出席日数に余裕がある方は、可能な限り参加したほうが良いと思います。
反対に単位や出席日数に余裕がない方は、先生と相談しつつ、平日夕方以降や土日に開催するセミナーに参加すると良いです。
高専Linkに掲載しているセミナー情報はもちろん、学校に届く情報、その他の就職サイトも活用してみましょう。
参加したほうが良い理由
セミナーへの参加を勧める理由は、志望企業を決める際に非常に役立つからです。
3月になり「やりたいことがない」「自分に合う企業が分からない」「志望企業が決まらない」と悩む高専生はたくさんいます。
では、自分に合う企業、やりたいこと(=志望企業)を見つけるために必要なことは何でしょうか?
それは以下の2つ(3つ)です。
【志望企業を見つけるために必要なこと】
① 世の中にどんなビジネス・企業・職種・働き方があるか知っている
② 自分の性格・価値観、強み、興味のあることが分かっている
(③)上記2つから企業選びの方針・理想的な働く条件が明確になっている
企業や自分について知っていないと志望企業を決めることは難しいということです。
(インプットが多くないとアウトプットできない)
「①」、そこからの「③」を満たすためにセミナーにはできる限り参加することをオススメします。
※「②」は自己分析をする必要があります
ここからは具体的にセミナーの活用方法を伝えていきます。
セミナーの活用方法1[知っている範囲を広げる」
限られた選択肢から選ぶよりは、多くの選択肢から選んだ方が納得する選択ができます。
思い込みや固定観念から「この業界はヤダ」「知名度がないから不安」「この職種でしか働きたくない」と決めつけるのは非常にもったいないです。
自分にとっての優良企業は世の中にたくさん隠れています。今まで知らなかった業界・企業・職種ほど見た方が良いです。
セミナーを活用して「こんな業界・企業・職種でも活躍できるんだ!」と知っている範囲を広げてください。
セミナーの活用方法2[1社のことを深く知る]
「理念」「社風」「事業内容」「技術力」「職種」「勤務地」「転勤」「働き方」「給与」「評価」「キャリア」など全く同じ企業は存在しません。
しかし比較対象を作らないと様々な企業を見た時に「何が異なるか」がよく分かりません。
結果的に「自分にとっての良し悪しや優劣」が判断できず、志望企業を決められない状態になります。
セミナーは1社のことを深く知る良い機会です。
比較対象になる企業を作るためにもセミナーを活用すると良いです。(もちろん本命の企業の場合は理解を深めるために活用ください)
【1社のことを深く知る流れ】
企業を比べて志望企業を決めよう【Excelダウンロードあり】の「志望企業決定シート」を活用ください。(会員限定です)
1. セミナー参加前に企業を調べて「志望企業決定シート」に記入する
2. セミナー中は埋まっていない部分を質問する
3. セミナー参加後に追加情報を記入する
4. それぞれの情報につき自分がどう感じたかを記入する(比較対象の完成)
⇒ あとは様々な企業を比べていくと志望企業や働く条件が見えてきます
状況や目的に応じて参加するセミナーを選ぼう
セミナーの活用方法はお伝えしましたが、手あたり次第参加しても効率が悪いです。
そのため、皆さんの状況や目的に応じて参加するセミナーを選びましょう。
【状況や目的の例】
✓ 知っている業界・企業・職種が少ないから、イメージがつかない企業のセミナーに参加する
✓ 仕事のイメージが湧かないから、業務体験ができるインターンシップに参加する
✓ 志望企業がなく自分に合っている企業が分からないから、興味がある業界数社の工場見学参加や先輩と話す
✓ 志望したい企業はあるが雰囲気が自分に合っているか分からないので、工場見学参加や先輩と話す
✓ やりたいことはあるが志望企業が決まらないから、同業界の企業の説明会に参加して比べる
「【秋冬】1日型のインターンシップやセミナーは参加すべき? 活用方法は?」は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。