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高専生のみなさん、こんにちは!高専Link運営事務局です。
本日は「高専生で選考に落ちる人、就職活動が長引く人の特徴と解決策」を伝えます。
以前に「【2022卒】採用選考で落ちる理由と今後の動き方(特に学校推薦応募)」を出しましたが、今回の記事は特に2023卒に向けてリライトしています。
採用担当者からの声や2022卒の高専生の相談などから特徴をまとめました。
実際の選考はまだ先ですが、先輩の失敗を活かして就職活動に臨んでください。
目次
✓ 選考に落ちる人の特徴と解決策
1.コミュニケーションがとれない
2.会社のことを調べていない・理解不足
3.高専生の求める条件と企業の採用条件が合わない
4.志望動機があいまい・熱意がない
5.筆記試験の対策をしていない
✓ 就職活動が長引く人の特徴と解決策
6.とにかく活動量が少ない
7.先生との関係性が良くない
選考に落ちる人の特徴と解決策
選考に落ちる人の特徴を5つお伝えします。
学校推薦応募でも100%合格ではなく、不合格になることももちろんあります。
そのため、しっかりと準備して選考に臨んでください。
合格率が気になる方は、以下で説明しているのでご覧ください。
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1.コミュニケーションがとれない
高専生を積極的に採用したいと思っている企業であれば、エントリーシートの内容が芳(かんば)しくなかったとしても選考結果に直結するわけではありません。
また、話している内容が企業の事業や仕事内容とかけ離れている場合は論外ですが、面接で上手に話ができなかったとしても、そこまで大きな問題にはなりません。
多くの企業が選考において最も重視していることは、「面接官と会話」ができることです。
つまり、コミュニケーションがとれないと判断されると不採用になる可能性が高くなります。
※どんな職種でもコミュニケーションがとれないと仕事が円滑に進められないからです
<NG例>
× 要点がなく長々とずっと自分のことだけを話す
× 質問された内容に対して的外れな回答をする
× 覚えてきたことをそのまま話す
× 目線を合わせることができない …etc
<解決策>
上手く話せる必要はありません。面接は「会話」ということを意識しましょう。
結論から話すようにすると相手に伝わりやすくなります。
また、「志望動機」や「学生時代に力を入れたこと」などエントリーシートに書いた内容を丸暗記するのではなく、会話の中で自分の言葉で話せるようにしてください。
緊張しやすい人は、自分の考えを整理してアウトプットの練習をしておくと良いと思います。
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2.会社のことを調べていない・理解不足
採用担当者から良く聞く言葉です(学校推薦応募で多い)。
会社のことを良く調べずに面接に臨む高専生が少なくない人数いるようです。
会社のことを良く調べて理解している学生とは、面接はもちろん、エントリーシートの内容からかなり違いがあると聞きます。
受け答えも明確にできませんし、次章以降で説明するミスマッチの発生や熱意が不足して不採用の原因となります。
<NGな考え方>
× 学校推薦だからあまり準備しなくても合格するだろう
<解決策>
説明会やインターンシップがオンラインになっている影響もあって企業理解が進みづらいと思いますが、最低限、企業ホームページや採用ホームページは確認してください。
また、ホームページでは取得できない情報もありますので、受験企業の会社説明会・見学会の参加、OBOG訪問なども活用して企業理解を深めましょう。
受験企業の同業他社を調べて違いを比較すると企業理解が進むのでオススメです。
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3.高専生の求める条件と企業の採用条件が合わない
採用担当者が恐れていることは、入社後のミスマッチです。
配属職種、配属事業部、勤務地、転勤有無、働き方、働く環境など、皆さんが求める条件と企業の採用条件(上記に加えて、求める人物像も)が合わない場合は不採用になります。
<NG例>
(学生)転勤はしたくない × (企業)転勤の可能性もある
(学生)●●職で働きたい × (企業)●●職への配属は難しい
(学生)●●が得意 × (企業)弊社では●●が活かせる場面が少ない
<解決策>
企業研究・企業理解が不足している可能性が高いです。ミスマッチが起きないように企業研究をしっかりしましょう。
※ただし、様々な事情から企業が採用条件をオープンにできない場合もあります。その場合は、皆さんに非はありません。
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4.志望動機があいまい・熱意がない
志望動機があいまい又は熱意がないと、「入社後にすぐに離職するのでは?」「当社じゃなくても良いのでは?」と感じる企業もいます。
採用枠があるため同程度の面接評価の学生が2名いる場合は、志望動機が明確で熱意がある学生の方が採用される可能性が高くなります。
<解決策>
採用担当者が納得するように論理的に志望動機を伝えられるようにしましょう。そのためには企業理解と自己分析が欠かせません。
態度も重要ですが、熱意が表に出ない方もいると思います。「なぜその会社が良いか」を論理的な「ことば」で伝えられるようにしましょう。
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5.筆記試験の対策をしていない
学校推薦応募では筆記試験だけで不合格になることは多くありませんが、自由応募の場合は良くあります。
自由応募の場合は、企業が定めるボーダーを突破しないと問答無用で不合格になる場合があります。
<解決策>
受験企業の筆記試験の種類を調べて事前に対策を行いましょう。
1カ月程度かかることもありますので、受験企業が決まり次第、筆記試験の対策を進めておくと良いです。
就職活動が長引く人の特徴と解決策
ここからは就職活動がすぐに終わらず、長引く方の特徴を2つお伝えします。
※“長引く”の時期の目安=夏休みを過ぎても内々定がない
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6.とにかく活動量が少ない
就職活動が長引く方は、共通して活動量が少ないです。
<活動量が少ない例>
✓ 6月になっても1社も応募していない
✓ 不合格になった後に次の企業をすぐに受験しない …etc
<解決策>
「なんとなく」「志望企業が決まらない」「就職活動に興味を持てない」「進学と悩んでいる」など理由は様々ですが、当たり前のことですが活動量が少ないと決まらず長引く原因となります。採用活動を終了する企業も多くなり益々決まりづらくなります。
多くの企業では3月から応募がはじまり、5月頃から応募を締め切る企業が出始めます。
適切な時期に適切な行動量を確保するようにしてください。
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7.先生との関係性が良くない
就職活動が長引く方は、先生との関係性が良くない(加えて活動量が少ない)ことも挙げられます。
皆さんに合う企業を紹介してもらえたり、アドバイスをもらえたり、一番身近にサポートしてくれる存在ですので先生を頼ると就職活動はスムーズに進められます。
しかし、相性などもありますので、「どうしても先生に頼らずに就職活動を進めたい」という方は以下をご覧ください。
<先生に頼らず就職活動をする場合>
先生と仲が良くなく就職活動が長引いている方は、活動量が少ない場合がほとんどです。
情報源が少ない状態なので、自らの力で情報を集めて行動する必要があります。
先生に頼らず就職活動する場合は、特に行動量・活動量を増やすように意識してください。
「高専生で選考に落ちる人、就職活動が長引く人の特徴」は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。