DCON（全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト）を紹介

高専生のみなさん、こんにちは！高専Link運営事務局です。

本日は就職活動には一切関係ない内容です。

高専と言えばコンテスト！

各高専・各チームの創意工夫・アイデア・アプローチが面白く、「高専といえばロボコン」くらい有名だと思います。

ロボコン以外にも、プロコン、デザコン、プレコン、DCON（ディーコン）があります。

今回は「DCON＝全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト」を紹介します。

とても良い取り組みだと思いますし、同世代の皆さんが刺激を受ける良いプレゼンばかりです。

高専生でまだ見ていない方は、アーカイブ動画がHPに載っているのでぜひ見てください。

起業したい高専生は、見るだけではなく参加すると良いでしょう。

目次

　✓ DCON（ディープラーニングコンテスト）とは？

　✓ DCONのここが面白い

　✓ まとめ

　✓ DCON2021結果

DCON（ディープラーニングコンテスト）とは？

DCON（ディーコン）は、高等専門学校生が日頃培った

「ものづくりの技術」と「ディープラーニング」を活用した作品を制作し、

その作品によって生み出される「事業性」を企業評価額で競うコンテストです。（HPより一部引用）

DCON2021のホームページやアーカイブはこちら

DCONのここが面白い

2021年が第２回開催とDCONの歴史はまだ浅いです。

しかし、とても面白い。

高専生が考えた内容をプレゼン（または実践）し、順位を決めるという流れは通常のコンテストと同様ですが、大きく異なる点があります。

「事業性を評価する」という点。これがDCONを面白くしています。

まさに高専版のビジコン（ビジネスコンテスト）という表現がしっくりくる気がします。

【事業性を評価するとは？】

このコンテストには、事業性を評価し「企業評価額」が発表される仕組みがあります。

DCON2021の優勝チームは企業評価額6億円の評価を受けています。

社会課題に対して、「モノづくり×アイデア」を事業として成立できるか、そしてどれほどの価値がある事業か、、、それを競います。

プレゼンだけではなく、審査員数名からどんどん質問が挙がるところも面白いポイントです。

そして、各チームにスタートアップの社長が指導者・助言者（メンター）としてつきます。

各チームの力に加えてプロが指導・助言するため、全体的にプレゼンのレベルが非常に高いです。

高専の特徴である「モノづくり力」はもちろん必要ですが、「ビジネスとして成立するか」という視点を非常に大切にしています。

だからこそ、面白く、そして高専に所属する皆さんの将来に役立つ内容だと思います。

DCON2021のホームページやアーカイブはこちら

まとめ

高専生の「技術力・モノづくり力」に「ビジネス脳」が加わったら、、、と想像してみてください。

若くして事業創出できるエンジニア。

まさに最強の社会人が誕生します！ 

起業しても、企業に勤めてもどちらでも活躍できますし、ますます需要は増えていくと思います。

ということで、DCONを見たり、参加したりして、「技術力・モノづくり力」に「ビジネス脳」を鍛えてみてください。

きっと将来に役立つはずです。

DCON2021のホームページやアーカイブはこちら

DCON2021結果

最後にDCON2021の結果をお伝えします。（半年前ですが…。）

【最優秀賞・若手奨励賞】

福井工業高等専門学校 プログラミング研究会

「D-ON」

企業評価額 6億円　投資総額 1億円

D-ONはコンクリートのような構造物にヒビ等の異常がないか、ディープラーニング技術を使って誰でも簡単に打音検査をすることを可能にした作品。「全ての老朽化から人の命を守る」をテーマに新しいアプローチで、小型で軽量・安価な打音検査機を実現しています。

【企業評価額がついたチーム一覧】

詳細は以下よりご覧ください。

DCON2021のホームページやアーカイブはこちら

DCONの紹介は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。